定年後のお金皮算用結果
私がいろいろ調べた情報に基づき定年後の生活を支えるお金を皮算用してみました。
私たち夫婦の寿命は、統計から私が80歳、妻が87歳としました。
(平成22年厚生労働省が発表した資料によります。)妻は、7歳年下です。
計算過程につきましたは、項目ことに別ページに掲載していますので、ご参照下さい。
(平成24年春に皮算用したものです。)
退職金の皮算用結果
私が貰える退職金の金額を総務の担当者に聞くと「規定の算出方法があるので、ご自身で・・・」と言われました。
仕方なく、規定を貰い計算してみると約2,380万円になったのですが、不安なので再度聞くと「今の規定では、概ね正しい金額・・・」との事でした。何か曖昧・・・。
- 退職金:2.380万円(退職時38年勤続) 私の退職金と税金を計算した結果は次のとおりです。(詳細は「退職金の皮算用」をご覧下さい。)
- 所得税額:8万円
- 住民税額:16万円
<税引き後の退職金額>
2,380万円-(8万円+16万円)=2,356万円
年金の皮算用結果
年金定期便の年金額を基に計算しました。私の年齢、妻の年齢によって金額が変わります。計算は「年金の皮算用」をご覧ください。
- 年金:8,622万5千円
- 妻の年金支払額:119万円
- 年金にかかる税額:86万円2千円
<税引き後の年金総額>
8,622万5千円-119万円-86万円2千円=8,417万3千円
健康保険料の皮算用結果
健康保険料は年齢と収入によって金額が変わります。計算は「健康保険料の皮算用」をご覧ください。
- 任意継続保険料:37万円
- 国民健康保険料:315万1千円
- 後期高齢者保険料:108万9千円
- 介護保険(第1号被保険者):272万4千円
<健康保険料の総額>
37万円+315万1千円+108万9千円+272万4千円=733万4千円
生活費の皮算用結果
「生活費の皮算用」では、年金に掛かる税金、健康保険料を計算しています。
このまま集計すると二重計上になるので、定年後の生活費からこれらを除きます。
- 二人の合計生活費:6,160万円+3,024万円=9,184万円
- 年金に掛かる税金:86万円2千円
- 健康保険料:733万4千円
<生活費>
9,184万円-(86万円2千円+733万4千円)=8,364万4千円
長期の備蓄
要所要所で必要となるお金をざっくり計上しました。
医療費+車の買換え+住宅維持+子供援助
- 医療費 普通の通院に係る費用は生活費に含んでいるので、突発的な入院等に係る費用としています。 高額な脳血管疾患、肺がんが約150万円健康保険適用(3割負担)で負担額は約45万円となります。 4回分でざっくり200万円としました。
- 車の買い換え 軽自動車1台を買い換えとし、2回分で約200万円としました。
- 住宅維持 外壁の塗装、内装、住宅機器の更新などなど面倒なのでフルリフォームの見積もり額800万円としました。
- 子供援助 独立資金として1人100万円、3人で300万円としました。
<長期備蓄の総額>
200万円+200万円+800万円+300万円=1,500万円
皮算用まとめ
税引き後の退職金+税引き後の総年金額-生活費-健康保険料-長期備蓄
2,356万円+8,417万3千円-8,364万4千円-733万4千円-1,500万円=175万5千円
当初の予想に反し、平均寿命まで生きても節約すればなんとかなりそうです。(本当に、計算あってるのかな?)
もし、年金額の受取額が10%削減され、消費税が15%になると・・・恐ろしい!
計算した当時は、退職するまで、できるだけ貯蓄する必要を痛感しました。
201907追加掲載
人生100年で皮算用してみました・・・・・「人生100年で皮算用」
<定年退職後の収支状況>
私が定年退職してからの収支状況を「定年後悠々自適生活見聞録」で公開しています。
「退職後のお金 収支」をご覧ください。