相続後の年金手続き

このページでは、相続後に行う年金手続きを実体験に基づき掲載しています。

相続手続きの全体像については、「相続手続きの話」に掲載しています。

母を看取り、葬儀を終え徐々に始まった相続手続き・・・父の相続手続きも私が行いましたが、すっかり忘れていました。

全ての相続手続きが完了したので、忘備録として残す事としました。

本掲載内容は、私の体験情報になります。

相続されるご家族の状況(遺産種別、住居地等)により手続きが異なる事をご理解下さい。

私の相続状況

登記相続申請、金融機関相続申請には、遺産分割協議書と法定相続人の印鑑証明が必要になります。

既に父は亡くなっており今回は残された母の死去に伴う手続きをしました。

母の最後の住所地と本籍地は同じです。

法定相続人は、私と弟の二人です。

相続する財産は、預貯金と実家(家屋と土地)が主なものです。

年金の手続き

市役所の年金窓口で「年金手続きのご案内」があり準備する書類等を教えてくれます。

「生計同一関係に関する申立書」も頂きました。

「生計同一関係に関する申立書」には、第三者の氏名と押印が必要な為、お世話になっていた高齢者施設で対応して頂きました。

年金事務所では、年金受給者死亡の届け出と未支給年金の請求手続きを行います。

直接窓口に赴いても予約の案内しかありませんので、事前に予約し年金相談と言う形で手続きを行います。(年金相談予約受付専用番号 0570-05-4890)

年金機構 予約相談について」のページからネットでの予約が出来ます。

必要な届出 添付書類 内 容
受給権者死亡届
(報告書)
亡くなった方の年金証書 提出
死亡診断書のコピー 死亡の事実を明らかにできる書類
未支給年金
未支払給付金請求書
(複写帳票)
亡くなった方の年金証書 提出(死亡届で提出)
戸籍謄本または法定相続情報一覧図の写し 亡くなった方と請求する方の続柄が確認できる書類
請求する方の世帯全員の住民票の写し マイナンバーを記入したので不要
生計同一関係に関する申立書 請求者以外の方の署名も必要
受け取りを希望する金融機関の通帳 見て確認
請求する方の
本人確認
マイナンバーカード
運転免許証など
見て確認

予約は混雑しており2週間ほど先になりました。

所要時間は30分程で、「未支給請求書受付控」と「説明事項のご確認」を受取りました。

約2か月後、振込通知の送付があり指定した口座に未支給年金が振り込まれていました。

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